昨夜未明…
こんにちは、やすです。
実に1.5か月ぶりですが、臨時ニュースからお伝えしようと思います。
昨夜未明、やすさん宅の飼育魚プテラポゴン・カウデルニー(新入り3匹・年齢不詳)さんが行方不明になっていることが分かりました。
住人によると、23日の夜には部屋(水槽)にいたことが確認されており、警察(やす)では事件、事故の両面からプテラポゴン・カウデルニーさんの行方を追っています。
・・・・・・・
またかよぉぉぉぉぉぉ!!
なんでいつも新入りが同時に消えるんだ!?
1匹ずつなら、まだ死んじゃったかな?とか思えるけど、前回もそうでしたが、同時に消える。
ここ最近忙しかったこともあり、ほとんど水槽の観察もできていませんでした。
帰宅すると部屋真っ暗状態なので、ろくに観察もできず。
23日はブルー灯がついてる時間に帰宅したので、その時見た限りではプテラポゴンは4匹おりました。
餌もなかなかあげれなかったので、明日(24日)餌あげようと思い、24日に帰宅して水槽を見ると1匹しかいない…
そりゃもう、すぐに水槽周辺を捜索しましたさ。
でも、干物は見つからない。
水槽の裏からもライブロックの下など探したけど、死体もない。
うちの水槽には、現在ヤドカリなどは入っていません。
ホワイトソックスが1匹いますが、3匹同時に死んだとして、全て跡形もなく食べてしまえるとも思えない。
となると、前回と同様ハタゴイソギンチャクに食べられた。と結論付けるしかない。
しかし、前回もそうだけど、ハタゴの近くにいることはあっても、食べられるほど近寄ったりはしない。
何かに驚いて突進してしまったと考えるのが一番納得いく理由ではあるけど、
毎回数匹が同時に食べられるというのも不自然に思う。
ニモや黒ニモも別に興味もなく、追っかけたりはなかった。
子どもが水槽をたたいて驚くことなど何度かあったが、プテラポゴンは意外とタフで、そこまでビビらないので我を失ってハタゴに突進するとはどうしても考えられない。
手をつっこんでも、ちょっとは逃げるけど距離を置く程度。
パニックになるようなことはない、冷静な魚。
そしてもう一つの疑問は、なぜ最初からいる1匹は消えないのか。
確かに縄張りがハタゴから離れた水槽前面なので、ハタゴ周辺に行く機会が少ないというのはある。
しかし、今回の3匹を追加してから、結構4匹でハタゴ周辺にいたりもした。
解せぬ…
毎度色々考えることはあるけど、原因が特定できない。
ハタゴが3匹も同時に食えば、それなりに膨らんでいてもよさそうだけど、特にサイズが大きくなったようには見えない。
というか、イソギンチャクは見る時によってサイズが違うのでよく分からない。
ん~、死んでしまったなど、うちの水槽での飼育が難しいとかであれば諦めもつくけど、最初の1匹は普通に生きてるし、後から追加したのも、飼育できずに死んだというわけでもなさそう。
プテラポゴン・カウデルニーは大好きな魚なので、複数匹で泳がせたい!
しかし、決して安い魚でもないので、こうポンポン消えるとさすがに追加するのがためらわれる。
あ~!原因はなんなんだ~!!
※迷宮入りの予感とか言うな
さて、長ったらしい結論の出ない考察をダラダラ書いてしまいましたが、ブログを休んでる間には当然色々あったわけでして…
ここまでの出来事を適当に書いていこうと思いますw
くっさ!!
え~、我が家の水槽は、メイン水槽の横にリフジウム水槽がサイドフローで繋げてあります。
今まで何度か登場しましたが、あまりにも放置していたためひどいことになっておりましたw
このように、中も見えない状態w
上からも見えませんw
成長して増えまくったウミブドウが水槽内を埋め尽くし、そこに変なコケがはりついて非常に醜い状態になっておりました。
今まで目をつぶってきましたが、やはり水槽表面のコケくらいは排除しておこうとようやく思い立ち実行!
水槽表面のウミブドウをコケごとブチブチとむしっていたのですが、下のほうまでこの小汚いコケまみれ!!
やすさんブチ切れですよ。
もうこうなれば全部取り出してリセットじゃぁぁぁぁぁぁぁ!!
ということで、ムンズとウミブドウを掴み、全て排除!!
10リットルバケツに全て放り込むと、約6リットル分!
入れた当初はこんなもんだったのに、えらい増えたもんですw
当然水槽内にはウミブドウの破片やコケが大量に舞ったので、網を使って出来るだけ除去しました。
で、全て出した後の水槽がこちら。
あ~すっきり!!
少しだけウミブドウを残しました。って、見えないよねw
そして全て出すと、気づいてはいたが見たくなかったデトリタスの山!
もうこの際だ!徹底的に排除してやる!!
ということで、急遽デトリタスの除去も敢行!!
この時夜の10時。
嫁子どもよ、すまん。
しかし、男にはやらねばならん時があるのだ!!
と、脳内で叫び、作業続行。
吸い出した水がこちら。
く、くっせぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!
もうね、ドブ!まごうことなきドブの匂い!!
家族からも、くっさ!!の大号令。
そこは軽くスルー。
あ、当然急にデトリタス処理もすることになったので、横では新しい海水も同時進行で作りました。
嫁子どもよ、すまん。
水槽周辺は阿鼻叫喚の地獄絵図!(大げさ)
しかし、その苦労のかいあって、なんということでしょう!
なんとか見れる状態にまでもっていくことができました!
しかし、全てのデトリタスを出すことは不可能だったので、残ったデトリタスは底砂改善のスペシャリストにお任せすることに。
メイン水槽より派遣されたのは、究極のバキューム機能を持つクロナマコ!
異世界より底砂救済に現れたマガキガイ!(異世界注:見た目グロイから)
この2匹の派遣により、約1週間後には…
砂が白いよ!!
凄いぞクロナマコ!凄いぞマガキガイ!
この2匹の大活躍により、ようやくリフジウム水槽は過去の栄光?を取り戻したのであった。
完
※こんな中でも、以前入れたフシウデサンゴモエビは生きてました。
※こんだけ海藻なくして、何がリフジウムだ!という苦情は一切お受けいたしません。
※現在、ライトをつけるとまたコケが出てきてしまったので、消灯の刑に処しております。頑張れウミブドウ!
4/30追記
クロナマコは、約2週間後にサイドフロー管を塞ぎつつ、メイン水槽に脱走しましたw
気づくのが遅れてたら、また大洪水になってるところでした^^;
リフにナマコを入れる場合は、やはりフロー管の入口を何かしらで塞がないと危ないですね…
赤い悪魔
奴は音もなく忍び寄る…
そう、気づいた時には3倍もう遅いのだ!
その正体は…
石灰藻!!
え?とお思いのあなた。
それ、普通の反応だと思います。
普通、ライブロックなどを用いて海水水槽を維持しようと思う場合、石灰藻の出現は喜ぶべきであり、パープルアップなど石灰藻を増やす類の添加剤もあるくらいです。
ではなぜ私は悪魔と呼ぶのか?
前までは私も単純に喜んでいました。
悪いことでない。と。
しかし、私は気づいてしまったのです。
石灰藻が増えた後に起きた変化に。
それは…
ハナヅタブルーやハナヅタのように岩を覆うように増える類のサンゴの減少(主にハナヅタ系?)。
私が愛してやまないハナヅタブルーですが、結構前から減少していることには気づいていました。
変な藍藻(シアノバクテリアではない赤いコケ)がこびりついたりしてたので、水槽環境が悪くなり減ってるものだと思っていました。
確かに、水槽環境の悪化も原因の1つだとは思っています。
えぇ、最近水替えも全然できてなかったさ…
そして、環境が悪化すると、順調に増えていても急に消滅したりすることがあるのは聞いたことがありました。
しかし、責任転嫁で石灰藻を悪者にしようとしているわけではありません。
こちらをご覧ください。
これはまだフッサフサだった時の画像です。
この頃は、減るどころか、どんどん増えていってました。
しかし、画像の赤丸部分をご覧ください。
石灰藻が生えてる部分は、綺麗にハナヅタブルーが生えていません。
勿論、多少は生えたりするのですが、どう考えても石灰藻のある部分には増えたがらないように思います。
それでは、現在と過去の画像を比べてみましょう。
角度が違うので分かりづらいですが、ハナヅタブルーがなくなっている部分は、もれなく石灰藻に覆われています。
現在の方の赤丸部分を見ると、ウスコモンサンゴかな?と思うほどテーブル状に重なるように石灰藻が成長しています。
さらに、下の画像は以前ハナヅタがびっしり生えていた部分です。
こちらにも石灰藻が生えています。
下がハナヅタが生えていたころのものです。
赤丸部分が、上の生えなくなった部分です。
注目すべきは、ハナヅタがびっしり生えていた時でも、青丸部分の石灰藻がある部分にはハナヅタが生えていないということです。
このように、明らかにハナヅタ系は石灰藻を嫌がっているように思います。
最近石灰藻が増える速度が上がってるので、余計にそう思ってしまいます。
ただ、これは逆説ではあるのですが、石灰藻が増えやすい水質になり、その水質がハナヅタに合わない為にハナヅタが減少→その空いた部分に石灰藻が生えた。
という考え方も出来ます。
どちらが先か、というところまでは観察できていませんでしたが、ハナヅタ系が石灰藻を嫌う、というのは言えるのではないかと思います。
何事もよし悪しですね…
何が言いたかったかというと、
ハナヅタブルーが減って悲しい!!
ということですw
ではまた~!
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Comment
ハナヅタブルー..きれいですね。
成るほど~。。石灰藻は良し悪しですね。
うちは魚水槽なので石灰藻は生えません。。
しかし、最近サブ水槽に海綿を3つ入れました。海綿って綺麗ですね。
ハナヅタブルーは、そんな目立つ類のサンゴではないですが、名脇役!といった水槽をより美しく見せてくれるサンゴだと思ってます♪
どうやって増えてるのか、遠く離れたライブロックにも飛び火しております。
ただ、飛び火したものはあまり領土を拡大しないような…
そして記事のように、現在では見るも無残な状態に…
なんとか復活させたいのですが、一度衰退に傾くとなかなか復活難しいですよね^^;
お、海綿良いですねぇ♪
生物かどうかも分からない外観だけど、水槽内のアクセントに良いですよね!
うちも昔濾過生物として入れてたことありました。
が、海綿て維持難しくないですか?
まともに維持できたことがありません…
あ、自分の技術が足りない言い訳ですねw
こんばんは!お久しぶりです♪
プテラポゴンちゃん謎ですねー…。
ハタゴさんも3匹も食べたなら膨らんだりしていると思うのですが…。
というより、同時に食べちゃうということってあるんでしょうかね;
最初の一匹はもしかしたら先住のプテラポゴンちゃんの最期を見ていて、学習したのかもしれません…。
彼らは比較的臆病さんなので、ちょっとのことでビュッ!と移動したりします。
なので、もしかしたら何らかの物音等にビックリして移動→捕食という流れの可能性もありますよね;
もし次回、追加でお迎えする予定があるのでしたら、
目を離すときはビデオカメラを回してみてはどうでしょう?
毎日チェックして、何も映ってなかったら消す、次の日また録画…みたいな感じで撮影すれば容量も少なくて済みそうですよ♪
ちなみにこれをやると、普段見えない出来事が映ったりしていて楽しいですw
そしてリフジウム、凄いことになっちゃってますねー!
うちも実はリフジウム追加したのですが、自然発生したウミブドウの仲間っぽいものが入っていますb
着々と増えていますが、バクテリア繁殖目的でキーホールとスカンクを入れているので、あまりに増えるようなら少々撤去しないとですねOTL
また、石灰藻…。
私も石灰藻増えてくれてヤッター!っていうタイプの人間ですOTL
なるほど、ハナヅタ系は石灰藻がニガテor石灰藻が生えるような環境に弱いのですかね。
せっかく綺麗なのにどんどん抜けて行ってしまうのは辛いですよね…。
増やすことばっかり考えていて、石灰藻を減らす方法なんて考えたこともありませんでした!
…どうすればよいのでしょうねー(´・ω・`)
お久しぶりです!
やってきましたブログメンドクサイ病発症の季節です。
予防接種打ちましたか?
気を付けてくださいねw
あ、なかなかコメント出来ずで申し訳ないです!
チェックはさせて頂いてますよ♪
プテラポゴンさんどうなんでしょうね?
真実は闇の中すぎて…
WEBカメラも考えたんですが、子どもがねぇ…^^;
でも、次導入する時は導入検討してます!
謎が解けるのは良いんですが、何事もなくそのまま生きててくれるのが一番ですよねw
はい、リフがカオスでしたw
多分ウミブドウくらいなら大丈夫だと思いますが、水流を阻害するようになったら間引いた方が良いと思います!
うちの場合、ホンダワラなどの大量のデトリタスが堆積した状態に、ウミブドウが水流を阻害して底の方の水流がなくなってしまい悪化したんだと思います。
底の水流大事です!
ドブになる前に行動することをお勧め致しますw
石灰藻は実際の所どうなんですかね?
めておーるねこさんの水槽でも、石灰藻がはえてる所にハナヅタ系はないですか?
ただ、最近水槽放置気味だったんで、ブログ書いた後に「ハナヅタがなくなった場所に石灰藻がはえた」ってのが濃厚なんじゃ?って思うようになってますw
でも、絶頂期でも石灰藻の所には浸食しなかったので、やっぱり苦手なんだろうなぁとは思ってるのですが…
誰か教えて~!
ちなみに、今でも石灰藻が増えるのは良いことだ!の信者であります!w
ブログ面倒くさい病の予防接種はバッチリです!(何
むしろネタだけ貯まっていき、中々かけないのが現状ですw
いつも私のブログ見てくださってありがとうございます(´ω`)人
お子さんがいるとWEBカメラとか難しいかもですねー;
でもセットしておけばもしかしたら意外とわからなかった原因が判明するかもですよー!
リフジウム、中々掃除できないので危険ですよねー;
一応エーハイムの600っていう小さい水流ポンプと本水槽からの戻りのシャワーパイプで水流は作ってますが、
底の方にはデトさんが溜まってるようです…。
底砂かき回す子入れてなくてよかった;
石灰藻生えてるところって確かにサンゴとか海藻とかないですよねー。
やっぱり海藻やサンゴが生えない→石灰藻が覆うといった順序なんでしょうか?
石灰藻に毒性があるようには見えないんですよねー(´・ω・`)
すいません!また放置してましたT-T
私もネタがどんどんたまっていき、それを書くことを考えると…あぁめんどくさぁ…と…
ネタためると余計書く気力がw
めておーるねこさんはきちんと書かれていて尊敬します!
昔は私も…w
結構物分りの良い子なんで、言えば触らないとは思うのですが、しかしそこは子ども。
急に興味持って何するか分からないですからねw
底にたまるデトですが、私はむしろ底砂をかき回す子が必要なんかな?って感じてます。
マガキガイとかナマコですね。
デトを底砂と攪拌することで、底砂内のゴカイや微生物が分解してくれると信じています。
そう、信じているだけで根拠はありませんw
デトがあろうがなかろうが、底の方に水流がないと無酸素域ができて危ないですよね^^;
なーのーにー!また海藻買っちゃいましたw
これはちゃんと記事で書こうと思いますw
海藻増えると水流が行き渡らなくなるんですよねぇ…
お、やはり石灰藻のあるとこにサンゴいないですか!
ということは、やはりサンゴ達は石灰藻が嫌いなんかな?
私も石灰藻に毒性があるとは思わないですねぇ。
ただ、どこかで緑色の石灰藻には毒性があるというのを見たことがあります。
もしかしたら、ピンクにも毒まではいかずとも寄せ付けないような何かがあるのかも?
誰か科学的?生物学的?に説明してくれないかぁw